NEWS
千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
中学三年生は、毎年、学年全体で「模擬裁判」を実施しています。
これは、千葉県弁護士会法教育研究会の先生方に用意していただいた「事件」を、裁判官、検事、弁護士に分かれた代表の生徒たちが弁護士の先生方にご指導いただきながら準備して、一般生徒は傍聴人となって参加する者です。傍聴人も、最後に有罪か無罪かの投票を行います。
そして、被告人や証人は教員が演じます。
今回の事案は「殺人罪」とややハードなものでした。しかも、被害者は加害者の妻で、長年認知症を患っていて、ずっと介護していた夫が公園の石段から突き飛ばして殺したというものです。被告は、妻が足を滑らせたもので、自分は無罪だと主張しています。
さて・・・・・・、
会場の傍聴人の投票は、有罪113、無罪93で、僅差ですが有罪。裁判官の評議もかなり難航したようでしたが、再開された法廷で裁判長は「無罪」と判決を言い渡しました。
模擬裁判が始まります
「被告人は証言台へ」
傍聴人たちも真剣に参加しています