NEWS
千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
高校野球部での活動を通して,生徒の成長を促せる経験とは何か。
一般生徒では体験することのできない経験(成長のきっかけ)とは何か。
部活動の一環として野球部を運営するにあたり,この内容について考え続けることは至上命題だと考えています。
「勝利至上主義」という言葉が否定されるような風潮の世の中で,体育会系部活動とは『勝利(成功)を目指した結果から得られる経験』が最も生徒の体験できる今後の成長のきっかけだと思います。
その他にも考えてみると、
・挨拶をはじめとする礼儀が身に着く
・何かを成し遂げ成果を出すこと(成功)に向け逆算する能力が身に着く
・大小さまざまな失敗する経験が得られる
・大小さまざまな成功する経験が得られる
・組織の運営を体験できる(チーム、高野連etc)
・メディア露出やインタビューなど一生ないかもしれない経験が当たり前にある
など、「高校野球」は生徒の成長に影響する事象を多く経験できることがあると思います。
そういった面ではやはり,部活動は将来に向けた「教育の一環」であるという考え方ができると思います。
さて,本校野球部では,これまで本校野球部なりに生徒が成長するための「何か」を提供できないかと考え続け以下のような取り組みを行ってきました。
・未就学児、小学校低学年向けの野球教室の企画や運営
・キャリア教育の実施
・地域自治体の催し物のボランティア
そして,今年度より新たな取り組みとして株式会社パイラスON DECK CAMP様にご協力いただき,夏休み期間を利用した短期米国留学の紹介を開始しました。(※野球部として留学プログラムを紹介する形です。)
対象は高校1年生です。理由は高校2年生は自分の代なので,秋の大会間近で留学に行く余裕がなくなる。それならば,高校1年生の夏休みのタイミングに短期留学期間を確保することができると判断しました。(他にも理由があります。気になる方はお問い合わせ下さい。)

そして,なぜこれを文章にするのか。それは,参加した生徒たちの成長を生徒自身も私自身も実感できたからです。もちろん,金銭面なども含め誰もが参加できるものではないということは重々理解しております。しかし,高校野球に取り組みながら,海外留学などに参加できるチャンスが作れるのならばそれに越したことはないとも考えています。また,プログラムの内容も「全て自分自身で行う」ということを大前提に組まれているので,言葉も通じない異国の地で立派に過ごしてきた参加生徒たちは帰国後にとても成長した姿を見せてくれています。
小さな島国の日本の価値観にとどまらず,一歩踏み出して世界を見る。野球を通してその経験を得る。参加した生徒がその経験をチームに伝えてくれる。それだけでも十分な成果であることは間違いないと思っています。
〔短期留学プログラムの具体的な内容はON DECK CAMPのHPをご覧ください。〕
最終的な成功は『チームが勝つこと』つまり,生徒が目標を達成する事です。
(今年の代は,夏の大会に3勝することと生徒が設定しました。)
そのためには,様々な経験を経てチームと個人が成長するしかないと考えています。目の前の困難を自分自身で打破する力をつけていくことが必要です。そのような力が生徒の将来にも繋がってくると信じています。
これからも千葉日大野球部としての成功を目指しながら,多岐に渡る野球部としての成功(さまざまな経験、身につけられる能力)を生徒たちが享受できるよう日々生徒達に向き合っていきたいと思います。
野球部監督 若山大輔