千葉日本大学第一中学校・高等学校 SCHOOL GUIDE BOOK 2024
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8MIRAI NAVI STUDY 03進学クラス1年 進路指導部による「進学システムガイド」やベネッセの「スタディーサポート」、毎学期行われる担任との面談により、学習習慣の確立と共に早くから進路に向けた指導を行います。また、キャリア教育実践ツールにより、「将来どんな仕事に就いている人と考えが似ているか」「どんな学問を学んでいる人と考えが似ているか」を知ります。これは、現在就いている仕事や現在学んでいる学問に満足している社会人や大学院生のデータを元に教えてくれるもので、2年次からの文理選択にも参考になるものです。鈴木 理央(上智大学 法学部 地球環境法学科)市井 栄翔(日本大学 理工学部 建築学科) 私が志望していた大学への合格を果たせたのは、千葉日の先生方の手厚いサポートのお陰です。確かに、それを叶えるためには自分自身の努力も欠かせません。毎回の授業では誰よりも真剣に取り組もうという姿勢は忘れなかったし、暇さえあれば単語帳を開いたり復習をしてみたり…などと自分なりに頑張ってきました。ですが、コロナ禍で制限された中でも趣向が凝らされた授業や夏期講習をして下さったり、休み時間をも目一杯使って熱心に私の質問に答えて下さったり、親身になって受験対策の相談に乗って下さったりなど、先生方のご指導・ご協力無くして今の進路と自分は無かったと感じています。また、3年になってからはクラスの雰囲気もより引き締まり、仲間達と励まし合い、自習室なども活用しながら勉強に打ち込むことが出来ました。そして、仲間の存在の大切さは部活動においても言えることです。書道部の日々の練習も、中高生全員で切磋琢磨しながら頑張って来られました。この、楽しく充実した高校生活は一生の宝物です。 今回は、私が在学中に経験したことをアドバイスとして二つ話したいと思います。  一つ目はやればできるというのは嘘だということです。正確にはやればできるのではなく、やらなければできない、ということです。どんなことでもまずやってみることが大切です。人生の半分も生きていないのにできないと決めつけないで欲しいです。特に勉強がその一例です。できないと決めつけるのではなく、三年間努力してみてください。もちろんできないこともありますが、やってみない限りできる確率は0%です。  二つ目は今を大切にすることです。生意気だった後輩も、卒業すると会う機会がほとんどなくなります。節目を迎えるというのはうれしい反面、とても寂しいものです。 一生に一度しかない瞬間ひとつひとつを大切にしてください。 以上二つのことを少し気に留めて、受験に向けた期間、そして入学後の高校生活を送ってくれると幸いです。 社会・理科はそれぞれの進路希望に合わせた科目を選択し、基礎力だけでなく応用力もつけていきます。引き続きスタディサポートや担任との面談により、目標に向けた進路指導をきめ細かく行います。 また、日本大学の付属校である強みを生かし、各学部から教授や入試担当者に来校して頂き、学部説明会を実施します。生徒は希望に応じて複数の学部の説明を受けることができ、日本大学の学部の中から最終的に進学を目指す学部・学科を決めていきます。 日本大学への進学は、2年生4月と3年生の4月、および9月に行われる「基礎学力到達度テスト」によって決まります。 そのため、授業はより実践的な取り組みへと変わり、夏休み中にそれぞれの希望に応えるべく毎年多くの講習が開かれます。生徒の第一志望合格に向けて担任だけでなく学校全体でサポートします。きめ細やかな進路指導楽しく充実した高校生活は、一生の宝物です一生に一度しかない瞬間を大切にしてください学習習慣の確立と適性の把握受験生へメッセージ!2年文理別コースでの応用力養成3年第一志望合格の実現

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