千葉日本大学第一中学校・高等学校 SCHOOL GUIDE BOOK 2024
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Student MessageStudent Message13理系進学クラス 鳴島 梓 薬学部研修では、薬剤師が行っている調剤とエマルションの調整や代表的な解熱鎮痛剤であるアセチルサリチル酸の合成などの実験を体験できます。さらに、普段見ることのできない分析センターなどの施設を見学できます。研修後には理系進学クラス 根津 光佑 私は物理部に所属し、理工学部と提携して様々な活動を行っています。まず、日大が主催しているロボットコンテストへの参加です。大学の先生や先輩方から指導して頂き、ロボットやAIの設計、プログラミング制作に取り組んでいます。3日間で学んだことからテーマを決め、追加実験や調べてきた内容を発表しました。自ら疑問を持ち、考察する力や資料をまとめて人に伝える力など、社会で役立つ力を養うことができました。また、宇宙エレベーターロボット競技会の出場などにも挑戦しています。このような体験を通し、普段の生活では得られない専門知識だけでなく、将来の方向性や試行錯誤の重要性などを学習しました。薬学部科学者が使う電子顕微鏡で観察できる世界に感動する! 船橋日大前から徒歩7分の場所にある薬学部。高校のときと同じような感覚で通えるので、本校から進学する生徒が多い学部です。 薬品分子化学、薬理学、臨床医学の分野について、大学の先生について4日間にわたって学びます。薬品分子化学では、アセチルサリチル酸を合成します。最新の電子顕微鏡を使って観察するのは、ES細胞などのミクロの世界。マウスの細胞からRNAを取り出してがん細胞を観察するとき、生徒から感動の声があがります。理工学部大学生・大学院生と一緒に最先端ロボットを作ろう! 本校と隣接する理工学部は、生徒にとって馴染み深い学部。精密機械工学科の支援を受けて、大学で行う最先端の研究を学び、いくつかの研究室との連携も行っています。 二足歩行ロボットや宇宙エレベーター、エコランカーなど、ニュースでしか見ることのない最先端技術に実際に触れ、大学院生と大学生と一緒に製作してさまざまな競技会にも参加しています。物理学部の生徒が放課後に足を運び、大学生と一緒に研究に取り組むことのできる距離です。

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