千葉日本大学第一中学校・高等学校 SCHOOL GUIDE BOOK 2024
11/28

Q.特進クラスに在籍すると、大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)やQ.特進クラスの選考に一度漏れたら、もう諦めるしかありませんか?A.いいえ。特進クラスの生徒は毎年入れ替わります。「学力テスト」や模試の成績、学習の状況などを総合して特進クラスにふさわしい生徒を毎年選考しています。さらに、高校1年次から2年次に進級する時には文理選択があり、特進クラスも文系1クラス、理系1クラスに分かれます。しかし、入れ替わりは決して少なくはありません。例年、1年次に進学クラスに在籍した生徒の中にも、2年次には特進クラスに挑戦したいという生徒が多くいます。Q.他大学をめざしている場合、日本大学付属推薦を利用しなければ10 文理選択や科目選択、共通テストの出願や併願戦略など生徒対象の各種ガイダンスに加え、大学入学共通テストの結果を踏まえて教員で意見交換をする 「共通テスト出願検討会」を実施します。生徒が関心を持つ分野や第一志望大学など、生徒の希望をもとに実際の共通テストの結果を踏まえて、どう出願するのがその生徒にとってベストであるか、学年の枠を超えて先生方の知恵を結集する検討会です。高3特進担任はそこでのアドバイスを生徒一人ひとりに伝え、受験プランを決定していきます。 また、特進クラスの担任を中心に、各予備校の進路情報研修会に参加しています。大学入試の最新情報やトレンド、有効な受験プランなど、生徒に伝えられることを積極的に吸収して指導に最大限に生かすためです。進路指導サポートイベント 「他大学訪問会」を計画しています。夏休みを利用して、例年生徒の志望が多い「千葉大学」「明治大学」などを中心に、希望者を募って大学訪問するイベントです。キャンパスの見学や在学生の案内など、大学の雰囲気にふれて進学先に向けた取り組みへのやる気を高められるように工夫しています。 また、「卒業生座談会」では、大学入試を終えたばかりの先輩を招き、学習方法や心構え、これから受験に向かう生徒へのアドバイスなどを語ってもらいます。特に部活動との両立や予備校・塾の利用方法などについては多くの受験生が悩むことです。そのため、在校生が積極的に質問でき、こうした悩みをどう乗り越えるかを知る絶好の機会となっています。よくある質問Q.特進クラスに在籍すると、付属校のシステムを活用した日本大学への進学はできないのですか?A.いいえ。日本大学付属推薦の制度を利用して日本大学へも進学できます。「さらに高みをめざして夢を追いかけたい」。そんな思いを抱く生徒たちが特進クラスに在籍し、高校3年次の夏に他大学に挑戦するか、日本大学への進学を考えるかを判断しながら学んでいます。「付属校に入学したのだから日本大学には行きたい、けれどもっと高みにも挑戦したい!」という生徒は大歓迎です。総合型選抜(旧AO入試)は受験できないのですか?A.いいえ。学校推薦型選抜や総合型選抜といった大学入試も受験できます。確かに一般選抜に挑戦する生徒は多いですが、学校推薦型選抜や総合型選抜も貴重な合格を得るための機会だと認識しています。そこで、それぞれの生徒に適した受験プランを提案しています。もちろん、生徒の皆さんから「こんな入試方式があるので、挑戦したいのですが…」と提案してくれてもOKです。付属校としてのメリットはゼロになってしまいますか?A. いいえ。現行の制度では、一般選抜でもメリットがあります。そのひとつが例年2月1日に実施されている日本大学一般選抜N方式を、付属校生徒が最大15学科まで無料で受験できることです。本来、1学科あたりの受験料は35,000円ですから、かなりお得に受験できます。自身の興味・関心、あるいは学科ごとの難易度に応じて複数出願することで、言わば「滑り止め」の効果を発揮することが多々あります。特進クラスの生徒の多くがこの選抜を活用し、そこからさらに高みをめざして挑戦していきます。

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る