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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
27日㈪の５・6校時に、中学二年生を対象に福祉教育として、盲目のクライマーとして活躍されている小林幸一郎さんの講演『見えない壁だって超えられる』を聴きました。
小林さんは東京校のご卒業で、高校二年生の時に書店で手にした雑誌がきっかけでクライミングを知り、そこに書いてあった電話を掛けたことがきっかけてなってクライミングを始めたそうです。
20代後半から遺伝性の病気のために視力が落ちていき、失意の中で、全盲でもエベレストなど世界の高峰の登頂に成功しているエリック氏の話を聴き、アメリカまで行ってお会いして、大変な啓発を受けたということでした。
そこから再びクライミングの挑戦を始め、パラクライミングの世界選手権で４連覇を達成したり、健常者でも難関の岩山の登頂に成功しています。
ご自身の過去を振り返って「プチチャレンジ」が二回あり、一回目は手にした雑誌に電話をしたこと、二回目はエリック氏に会いにアメリカに行ったことを挙げていました。約一時間のお話を聴いて、小林さんの生き方、人生の見つめ方に生徒たちも大変感銘を受けている様子でした。
